2025年03月04日

静岡・将棋界の一番長い日・大盤解説会




先週の2月27日静岡市の浮月楼にておこなわれました
藤井聡太名人への挑戦権を決めるA級順位戦最終局の
一斉対局。前夜祭は残念ながら抽選漏れ、
当日一般販売は一瞬で売り切れとなり、
初めて大盤解説会の方へ行ってきました。

アベマTVで見た方が全体を見渡せますが、
静岡文化会館中ホールでの終局までの大盤解説会も
なかなか面白い体験でした。




静岡にA級棋士10名が勢揃い、
今年は、若手で頭角を現した佐々木勇気八段や
まっすーこと増田康宏八段、
そしてお馴染み軍曹こと永瀬拓矢九段、
手術した膝の回復が心配される渡辺明九段、
唯一の振り飛車党菅井竜也八段、
貴族こと佐藤天彦九段、とよぴーこと豊島将之九段、
結婚されたご夫婦で棋士の千田翔太八段
YouTubeでも積極的に発信される中村太地八段、
残念ながら降級となった稲葉陽八段

個性豊かなトップA級棋士の熱戦が繰り広げられました。
対局に消化試合はなく、来季の順位に関わるため、
すべてに対局にそれぞれの棋士にとって、
重要な対局との解説もありましたがまさにその通りでした。

将棋界の一番長い日・大盤解説会~A級順位戦最終一斉対局
https://www.youtube.com/live/-E0Fbx-VJCM?si=Zu8Woq_hGSxWbKL4

ただお一人の解説棋士・福崎文吾九段だけは、
面白さは分かっているつもりでしたが、
大盤面解説のはずが、それはほとんど無く
大阪弁独演会並の面白さで、会場は大爆笑でした。

AI表示ではなく、棋士の肌感覚の解説は、
なるほどという感じでした。
そんな中で、途中で一旦帰りましたが、
藤井聡太名人の解説を二回聴けたのは良かった。




解説の読みの早さはステージのパソコン操作が間に合わないほど、
・・・・・で、こういう局面になりますと、ちょっと指しにくいので。。。
って、そこまでを一気に読んでしまう、いわゆるAI超えと言われる
思考の一端を垣間見ることができて、
あらためて、その天才振りを感じることができました。

村中秀史七段、井田明宏五段の解説と
貞升南女流二段、佐々木海法女流初段、
特に佐々木海法女流初段と藤井聡太名人の掛け合いは
想定外の聞き手で、その藤井名人の困った対応に
また別の一面が見られました。

会場のPC操作の勝又清和七段、上村亘五段
そして一斉対局立会人の地元静岡出身の青野照市九段、
そして東和男八段、深夜までお疲れ様でした。
以前は、明け方の3時頃の終局もありましたので、
すべての終局が23時台の終わったのは早かったですね。

来年は、前夜祭に出られればと思います。。。




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Posted by macchan at 19:35Comments(0)