2025年03月08日

築150年古民家の住まい改修8和室の書院のW障子断熱

築150年古民家の住まい改修8和室の書院のW障子断熱



前回、住まい方や施工・コストとの検討で、
外部と内部の断熱領域の切り替えについてお話ししました。

築150年古民家の住まい改修7外壁から内壁へ断熱領域を切り替える
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/511169241.html

築150年古民家の住まい改修8和室の書院のW障子断熱

その中に和室の床の間と書院がありましたが、
この部分の扱いについては、悩みました。
扉と同じように板戸としてその中の断熱材を入れる。
それって、この書院に合っているのか。
数値的な断熱性能のみを追求すればそうなのでしょうが、
書院にある組子障子や欄間はやはり見せたい。

築150年古民家の住まい改修8和室の書院のW障子断熱



その中で考え出されたのが、
内側に障子を設けて、書院の奥行きを空気層として、
断熱性を少しでも上げておくという方法でした。
手前に増設した障子もこの古民家にあった障子を
高さ詰めして再利用していますので違和感はありませんね。

廊下は断熱領域外ですが、カーテンを設けており、
この書院の二つの障子で更に切り離しています。
これで和室でのお茶会の時も、
床の間書院を眺めることができます。

ただエアコンの位置だけは廊下や冷媒管ドレイン管との関係で
位置が限定されて動かしたかったのですが、
やはり設置位置に違和感があったのは反省点でした。

築150年古民家の住まい改修8和室の書院のW障子断熱



人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
 ・・・どうも、ありがとうございました。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


同じカテゴリー(住まい設計)の記事画像
築150年の古民家の改修について考える
業務機更新にまつわるソフトトラブル四選・その3 こんなことあるの?
業務機MacOS15更新にまつわるソフトトラブル四選・その2 Officeに気をつけろ
業務機MacOS15更新にまつわるソフトトラブル四選・その1
アトリエMアーキテクツの仕事
DJI mini 3 Proドローン登録と保険更新
同じカテゴリー(住まい設計)の記事
 築150年の古民家の改修について考える (2025-05-16 07:55)
 業務機更新にまつわるソフトトラブル四選・その3 こんなことあるの? (2025-05-10 08:54)
 業務機MacOS15更新にまつわるソフトトラブル四選・その2 Officeに気をつけろ (2025-05-08 07:28)
 業務機MacOS15更新にまつわるソフトトラブル四選・その1 (2025-05-06 07:17)
 アトリエMアーキテクツの仕事 (2025-05-01 07:13)
 DJI mini 3 Proドローン登録と保険更新 (2025-04-28 07:17)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
築150年古民家の住まい改修8和室の書院のW障子断熱
    コメント(0)